専門講師を招いての就学前「プレ学習」

当園で、もっとも自信を持って取り組んでいるのが「プレ学習」です。現在、6つのカテゴリーがあります。それぞれに地域で活躍する専門講師を園へ招いて、就学前の大事な時期に、無理なく自然に学習の姿勢を育てていきます。

〜学習の内容〜
  • 期 間:2年間 / 月1回 / 1回の時間:約1時間
  • 対象クラス:4歳児、5歳児
  • プレ学習に関わる特別な料金は不要です。
  • 画材(必要な道具)は園で用意しています。材料費不要。
  • 平成24年6月〜田中先生(絵画の時間は、平成17年〜)

-集中力にびっくり-
子ども達は個性を大事にされながらも、皆行儀が良く姿勢も良いのに驚きました。
普通絵を描く時間は、このくらいのお子さんだと15分が集中力の限度なんですが、こちらでは1時間でも足りないくらいの集中力があります。ですから、私の方も画一的ではなくそれぞれの個性を生かしながら教えられて、とてもやりやすいです。

 

-描き方・いつも新鮮-
毎回、白い紙で面白さがないので、画材はもちろん紙の大きさや素材も工夫します。
また、一人で描く。というスタイルの他、みんなで大きな絵を描く。など描き方も変えていつも新鮮な授業になるようにしています。

 

-大事なのは、自分の世界の表現- 
画材の使い方も指導するので、基本は1年で身につき、2年目からは大きな進歩があります。しかし、私はいわゆる「上手な絵」を目指しているわけではありません。
一人一人が自由な自分の世界をきちんと「作品」として仕上げる。ということが大事です。
バランスの悪い絵でも否定はしません。否定することで描かなくなる。自分のバランスとは違うバランスもある。と、違う見方もできるようにゆっくり待ちます。基本的なことは教えますが、型にはめた上手な絵では自分の心が自由になりません。
たかが絵なんです。技術が前に出るのではなく絵を描く。という本来自由な気持ちを大切に見つめていきたい。  

 

-「良い子」にまとまらないで- 
最近の子供たち全般にですが、大人の目が多いためか「良い子」が多いように思います。
この良い子と言うのが曲者で、つくろった姿、自分で自分を演じてはいないかな。自分を出すことができず、成長しても生きにくさにつながりはしないかな、と感じます。
だから絵を通して、少しでも自分を出す訓練が出来たらと思っています。
世界感・価値感は人それぞれ違います。お互いに尊重しあい、違うからこそ理解しあえるのが成熟です。他者を柔らかく受け入れる心を絵によって、また絵がそのきっかけになれば嬉しいです。